偉大な人物

葵です
今日は管理工学科かつ歴史好きとして、
日本の偉大な数学者についてまとめます。

この人の名前は高校のとき、数学の授業で聞きました。
数学好きなら皆さんも知ってるかな
すごい数学者なんだぞ~って先生が言ってただけなので、
これを機にまとめてみます。

関孝和という、江戸時代の数学者です。
関孝和は、江戸幕府5代将軍、綱吉の時代の人
つまり生類憐みの令とか、その時代です。

ご存知の通り、日本は鎖国をしていました。
このとき世界ではニュートンとかが色々発見している時代ですが、
そんなこと、日本には情報が入ってきません。

鎖国の時代において、日本の中だけで、数学を発展させたからすごいのです。
ベルヌーイさんより同じか早いくらいのときにベルヌーイ数を発見したり、
微積分の計算をしていたり、円周率を計算したりしています。
何度も言いますが、鎖国で何も世界の情勢が入ってこない中でそれをやっていたのです。
そこがめちゃくちゃすごいところです。

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本題 


というのは数学的な話をしておいた方がいいかな、ってことで書いてみました。
私が語りたいのは関孝和ではありません。笑
ここからが本題です。

今年は大河ドラマで長州の話がやってました。
そこで私が心をつかまれたのは、高杉晋作です。魅力を感じすぎて、本まで読みました。
なのでこれから語るのは、以下の本から取り入れた知識です。


世に棲む日日(一)~(四)  司馬遼太郎(著)


高杉晋作は、幕末の長州藩士です。
幕末、長州は薩摩とともに討幕とその後の明治政府で中心になった藩ですが、
その中心メンバーのほとんどは、上流階級の武士出身ではなく、農民や足軽の出身ばかりでした。
伊藤博文とかも、農民だったのが足軽の養子になったみたいな、すごく身分が低かったんです。
その中で、高杉晋作はお父さんが藩の家老でしたから、将来を約束された階級の家に、長男として生まれました。
その証拠に、高杉晋作と結婚した雅(まさ)も、城下一の美人の、上流階級の娘です。

ただ、高杉晋作はそんな状況を「つまらない」と感じます。お父さんに従って勉強していて、つまらなくなってくるのです。
そこで出会ったのが、吉田松陰でした。この吉田松陰がやっていた松下村塾で、久坂玄瑞伊藤博文などと学び、徐々に尊王攘夷・討幕へと進んでいきます。

長州はいろいろ情勢が変わり、たくさんの人が死にますが、最終的にはこの高杉晋作が皆のリーダーとなり、長州を討幕の藩へと導きます。
幕府は長州を潰そうと攻めてきますが、高杉晋作は幕府を撃退したのち、
不幸なことに労咳になって、29歳でこの世を去ります。だからその後の明治時代はもういなかったんですね。


いろいろ語りたいのですが、バカみたいに長くなるので、私がなんで高杉晋作をかっこいいと思うかをまとめます。

 

佐幕派を攻めにいくときに、たった80人程で決起して、ついに政権を奪取したところ

長州の中にも、幕府に従おうという意見の人がいて、この人たちを「佐幕派」と呼びます。
この佐幕派が政権をとったとき、高杉晋作は最初80人程で決起をして、徐々に勢力を増し、
最後には佐幕派の中心であった椋梨藤太を斬首にします。どう考えても討幕派は劣性だったのに、勝ってしまうのです。
この戦に出発するとき、功山寺にて、

「是より長州男児の肝っ玉を御目に掛け申す」

三条実美らの公家に豪語したのがかっこよすぎですね

参考:大河ドラマより(これの4分くらいから見てね)

www.youtube.com


②こんなに活躍をしておいて、病気で若くして去ってしまうところ

なんと言っても死が早すぎます。でもそれがまた高杉晋作のかっこよさかもしれません。高杉晋作のことを、のちに伊藤博文
「動けば雷電の如く発すれば風雨の如し」
と言っています。雷電かのように周りを巻き込んで大戦争を起こして、最終的には新しい時代の幕開けを作ったのに、
病気とはいえサッと表舞台から消えたのですから、悲しい運命とはいえ、ヒーロー感が増しています。
もし、労咳になっていなければ、このあとも明治政府で活躍していたでしょうか。
いや、なんとなく、明治政府のやり方に対立してそうな気もしますね。(想像です)

 

何も考えずに語ったので、文章がぐちゃぐちゃですが、もし興味をもったら以下をクリックしましょう。
私はこの本もう読んだので、クリスマスプレゼントには別のものをよろしくね♡

 

世に棲む日日〈1〉 (文春文庫) | 司馬 遼太郎 | 本 | Amazon.co.jp

 


最後に、高杉晋作の辞世の歌でしめます。


おもしろきこともなき世をおもしろく


終わり