アジア旅行記

こんにちは。B4中村です。

布団から出るのが億劫になる季節、毎日寒いですね。特に朝は・・

何か自分なりの話題をと考えたのですが、なかなか書くネタが見つからず。。
そこで、何か自分に関係する話題をということで、趣味(?)の旅行に関連した記事を書こうと思います。
昔から旅行が好きで、特にアジアの国々を旅行することに興味があり、これまで4カ国、マレーシア・韓国・ベトナム・中国を旅行してきました。本格的なバックパッカーの方からすれば、全然少ないですが・・

このうち、滞在期間の長かったマレーシア韓国中国について、第一印象というか、自分が実際に行って、見て、感じたコトを書いていこうと思います。

なお、これらは完全に僕自身の主観と実感であるため、不適切な点があれば、そこはご容赦を・・・

 

では

 

1カ国目 マレーシア(2010年、1週間)
第一印象は、「怒涛の建設ラッシュ」と、「市場が自由過ぎて面白い」

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当時はまさに発展真っ盛りで、至る所で高層ビルが建設中でした。ほんとうに、あっちもこっちも「工事中」。重機の音が四方八方から飛び込んできます。
それだけでなく、古い家屋は容赦なく取り壊されていってました。強制的な立ち退きをがんがん迫っていたのでしょうか。
高校生ながら、「ちょっと無理やりすぎなのでは?」と思ってしまいました。

そして、多分これは初めてのアジア旅行だったからかもしれないのですが、自由奔放な市場の雰囲気が、自分にとって強烈な印象でした。
生の肉や魚が気温35度の中で、冷蔵もされずに露店売り。しかも、日本では普通見ないような、鶏の頭や豚足、食べれるものはなんでもかんでも売っていました。
見たこともない極彩色のど派手な野菜や果物、なんだかよく分からない謎の生物の肉も売られていて、市場全体、半端ないカオス(笑)
ニオイや衛生状態は筆舌に尽し難いものがありましたが、しかし、なぜかこう、その自由なマーケットの雰囲気に、非常にワクワクしてました。
値札はあってないようなもので、ほとんど交渉で売り買い、日用品から生鮮食品、それも「これ、ほんとに食べ物?」というものまで、なんでもかんでも売っている市場。
厳密で画一的な日本のスーパーとの対比はすごかったですが、それぞれの良さをしみじみ実感した旅行でした。

 

2カ国目 韓国(2014年、1週間)
第一印象は、「超、ソウル一極集中」と、「アクティブな人が非常に多い」

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ソウルの集合住宅をご存じの方がいらっしゃると思いますが、ソウルの集合団地は、「高層ビルの密集体」です。
金浦空港に到着する直前飛行機から見た光景なのですが、新宿の高層ビル群が至る所に乱立している状態した。
身近な例では、武蔵小杉のタワーマンションが何十棟と集まって群をなし、しかもその群があちこちにあるといった感じ。
もうほんとに、「ニョキニョキ生えている」と例えていいレベルです。
それもそのはず、ソウルの人口は、なんと韓国国内全人口の9割を占めているそうです。東京23区は全国の人口の1割ほどであり、ソウルがいかに一極集中か、身をもって実感しました。

そして、韓国で出会った人々は、みんな「アクティブ」。
常に戦闘状態のようというか、あらゆる行動に隙がありません。引き締まっているとでも例えればいいでしょうか、みんなキビキビ、テキパキ。
日本人はどこかゆったりとした雰囲気がありますが、韓国人はみんなガツガツしています。街中活気があり、パワーに溢れていました。
そういえば韓国の食事は、キムチが毎回出てくるのは当然のこと、肉料理が非常に多いことに気づきました。日本と違って、韓国は肉食文化なんですね。
もしかしたら、この肉食文化が彼らのパワーの源なのかもしれません。文字通り「肉食系」でした笑

 

3カ国目 中国(2014年、2週間)

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第一印象は、「スケール半端ない」と、「超特急の開発」
スケールが半端ないというのは、現在の中国の政策からも明らかかと思います。何十兆円というインフラ資金をドカンと投入したり、政治、外交面でも・・
このスケールの大きさは、都心部にいても実感しました。旅行で散々お世話になった中国国鉄の新幹線(日本の新幹線にそっくり!)は、まさにその代表格です。
例えば上海の新幹線駅。駅というよりはもはや空港というべき広さです。
特に、日本の東京駅の新幹線のホームの数が10本になのに対し、上海駅のそれはなんと30本!端から端に歩くだけでも一苦労。
全てのプラットフォームを使っているわけではありませんでしたが、今の中国の発展状況を考えれば、「30番線から発車」なんていうアナウンスを聞く日はそう遠くなさそうです。
また、道路に関しても例えば、片側7車線×2なんていう光景をみました。今後の発展を見据えての建設は、日本とは比較にならない規模です。
ただ、そのような怒涛のインフラ整備ラッシュではありましたが、ホントにこんなに使うのか?ちょっと過剰すぎないか?というのが正直な実感でありました。「とりあえず、ビッグに造ってしまおう」という感じというかなんというか・・

建設の規模もさることながら、旅行では、中国の「急ピッチ」な開発も実感しました。
例えば、地下鉄や新幹線では、電車からしょっちゅう工事中の光景を目の当たりにしていました。今使っている線路のすぐ隣で、何十人もの建設作業員が火花を飛び散らしながら次の線路を造っている、そしてその隣では、線路増設のための橋梁建設の真っ最中・・
マレーシアでも建設ラッシュの光景は目にしていましたが、そのレベルがまるで違います。大量の作業員と何十台もの重機が「大量投入」されている印象した。
実際、例えば中国国内の鉄道に関しては、約10年で65,000kmが開通し、2020年までに100,000kmを目標にしているとのこと。
日本は約60年で7,000~8,000km程であることを考えると、その開発スピードは半端ないです。新幹線だけに、開発スピードも「超特急」。ものすごい人・物・金の投入規模です。


以上、拙い文章ながら、マレーシア、韓国、中国を旅行したときの印象を書き連ねさせていただきました。
様々な印象や実感を経験できたこれまでの旅行ですが、3カ国のどの国にも共通していたのは、「みなぎる開発パワー」です。
物凄いスピードで追いつけ追い越せがなされている現状を目の当たりにし、非常に刺激を受けたと同時に、このままうかうかしていれば日本なぞあっという間に飲み込まれるぞという危機感をも持ちました。
しかし、彼らのパワーに圧倒こそされたものの、負けてたまるかという感情も沸々と湧き起こりました。
彼らが追いつけ追い越せを仕掛けているのなら、私たち日本人も「先を越してやる」くらいの心構えで対抗すべきだと思います。


・・・とまあ最後にカッコつけてしまいましたが・・・
「アジア旅行は超楽しい!」を皆さまに伝えたく、今回中村が記事を書かせていただきました。
少しでも興味を持っていただけたなら幸いです。
たどたどしい文章、最後まで読んでいただき、どうもありがとうございましたm(_ _)m